2010年4月に創部する成美大学(現京都創成大学)女子硬式野球部。女子硬式野球部を持つ大学はまだ少なく、今まで野球ができなかった多くの女子選手たちが注目している。今回は、現在入部を目指し練習に励んでいる選手、廣谷亜弓(ひろたに あゆみ)さんを紹介したい。
廣谷さんは小学校の時から野球を始めたが、中学では女子は野球部に入ることができなかった。高校は女子野球の名門校を目指したこともあったが、やはり遠方であるということがネックとなり続けることができなかったという。しかし、さまざまな壁を目の当たりにしても、廣谷さんの野球への情熱は冷めることはなかった。
そんな中飛び込んできた「女子プロ野球リーグ創設」の知らせ。それも地元関西からの発足だ。もちろん廣谷さんはトライアウト(入団希望の選手が自己アピールし、契約を目指す場のこと)にも挑戦した。残念ながら今回はプロ野球選手になる夢は叶わなかったが、廣谷さんは決して諦めてはいない。
そんな廣谷さんが野球のできる環境を追い求め、出会ったのが成美大学。大学で確実に力をつけ、4年後再びトライアウトに挑戦し、あこがれの女子プロ野球選手という夢を叶えるのだと目を輝かせた。女子選手が野球を続けていくには、そのための環境が必要だ。成美大学女子硬式野球部は、今後もそんな女子選手たちを全力でサポートしていく。
「技術面、精神面で大きく成長し、皆が入部してよかったと思う強いチームにしたい」入学してからの意気込みを語る赤井さんの言葉からは、野球に対する熱意が伝わってくる。将来の夢はもちろん女子プロ野球で活躍する選手になることだという。
赤井さんをはじめ、高校でも野球を続けたいと考える選手は多い。女子プロ野球選手という夢を持ち、福知山成美高校を受験する選手たちの、今後の活躍に期待が高まる。